気ままな写真展
〜 塩原編 〜

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稲穂


今日から始まる塩原編(正確には日光国立公園塩原地区)の写真の構成は、擬似体験又はバーチャルトリップ?風に‥。
それと、このシリーズの何枚かには、拡大写真も新設です。
この塩原は9月20日過ぎに撮影してたのですが‥熱狂のサンバカーニバルの公開後なので、やたら普通に見えるかも?
さて、お米ですーそう、稲穂です!ウ〜ウ〜サンバ!(‥失礼)
実は「気ままな〜」のNo.4の那須編5月22日〜の写真No.44の田植えの季節の続編です。本来、途中経過の写真を撮ろうと思ってたのですが‥中抜けで‥もう稲刈りです(苦笑)それにしても、見事な稲穂です‥ウ〜サンバ!、、どうも稲穂と聞くと‥サンバと同義語に聞こえる(笑)
でもでも、美味しそうな稲穂‥
それでは、みなさんご一緒に!
ウ〜サンバ!?

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布滝


今日から正式な塩原編です。
布滝です「塩原十名瀑」の一つです。箒川の流れの途中に有ります。以前から、この滝は知ってたのですが、ちゃんと名前を知ったのは今回の撮影時です。
箒川の渓谷に流れるさりげなくも、美しく、良く見ると回りの緑との調和が素敵です(料理の鉄人風‥?)誰が名付けたのか「布滝」と言う名前に納得。
撮影場所は後日出てきますが「竜化の滝」に向かう小道からでは無くて、歩道など無い道路の「脇」からでしたので、脇を車がビュンビュンと通り過ぎて、結構危なかったのです(苦笑)もし、現地に行くことが有ったら、真似しないでね(経験者は語る‥?)

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さて、前進‥


さー今日からは竜化の滝に向かって登って行きます。この小川は滝から流れてきています。
この小川に沿って20分位?行くと竜化の滝に到達します。
まず、この左側の小橋をテクテクと進んで行きます。もう一枚の写真は、この橋の上から撮影しました。写真で見るより現場?は、もう少し暗かったのですが‥さすがデジカメ(OLYNPUS CAMEDIA E-10)の威力か?
でも、シャッタースピードは当然遅く手ブレを気にしながらの撮影でした。それにしても、このあたりから急に空気が変わります(今、流行りのイオン効果か?)それと、小川のせせらぎの、fゆらぎ効果?で気分もリラックスして来ました。
やはり自然の「癒し」は凄いと実感です。

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自然流‥


僕が小学校6年の2学期まで住んでた江東区の枝川2丁目と言う町は自然の木が無かった。
元々、下町(深川、木場)の下町と昔言われてた場所で、埋め立てで出来た土地のせいかも?
僕の通っていた枝川小学校の校庭は、その当時なんとアスファルト!なので、運動会の時にかけっこで、ころぶとスリ傷がちょっとひどかった。自然の木が元々無いので、緑と言えば個人の家の玄関とか廻りの鉢植えが有った位かな‥。とにかく、ある意味アスファルト・ジャングルトとでも呼べそうな町だったんだ、その当時はね。だからこそ小さい時から緑(自然)は好きだったけど、どっかで制御された自然(例えばホテル、ビルの廻りの感じ)を「見る」のが好きだった。本当の手つかずの自然の中に入ると、わけのわからない虫etc,に出会うよね?未だに凄く苦手‥(‥要するにただの虫嫌い?)

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倒木と僕


さて、また登って行くと‥この倒れた木が有りました。
この木は最初から横に育った訳では無い(当たり前!)
実は‥立ってるのに疲れて寝てるのです‥だから、この木の側を通る時には睡眠の妨げにならないように、静かに静かに歩きました‥。な〜んちゃって(死語‥)何かのキッカケで倒れたんだろうけど?でも、良く見ると最近倒れたんでは無いみたいなんだよね(多分)と、言う事は横になったまま、がんばって生きてるわけです。葉っぱも落葉しないで太陽の光を求めています。木の生命力と言うのは凄い。それと、大昔の人は橋を発明?するまで、こうゆう倒木を利用して川を渡ってたんだろうねぇとか想像。
この写真の木だったら小動物が渡るかもね?キツネ、タヌキ、ムジナ?パンダ?
あー忘れてた、沢ガニ‥

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グリーンエメラルド


意外と水の流れが早いし水量も多いのです。そして、思ってるより水が冷たいのです。
真冬になったら小川の廻りは氷りでいっぱいでしょう。
今度は真冬に来て見たいです。
でも‥真夏のが絶対いいだろうねぇ〜(笑)この小川に足をつけてジャブジャブ子供の様に遊んでみたいものです。でも、見てのとおり岩がゴツゴツしているので結構あぶないのですよね。
それに岩には苔がいっぱい‥
だから気をつけないと「コケ」ます‥(沈黙‥)
この写真でも判るように水は澄んでいて、山深い緑のたくさん有る川特有のグリーンエメラルド色しています。そのグリーンエメラルド石を愛したのは「クレオパトラ」。そして「キズのないエメラルドを得ることは、欠点のない人間を探すよりむずかしい」と言う諺があるそうです。
(例によって、話の展開が‥)

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風拳の滝


さて、風拳の滝にやって来ました。落差10メートル位でしょうか?この写真では滝の大きさが判りずらいと思うけど、写真の右上の手すりを大きさの参考にしてください。この画面に写ってないけど、右側に階段状の道が有り、登って行くと手すりの所に出ます。
もう一枚の写真は、その登る途中からの撮影です。けっこう水量が有りシンプルだけど、いい滝です(何だか滝評論家風見たいだね?)それと忘れちゃいけないイオン効果(最近この言葉に、はまってます‥ハイ)
らしく、一段と廻りの空気が澄んできて気持ちいいのです。
いつも滝を見ると思うのですが、なにか神秘的な感覚を受けます。何故でしょう?やはり生き物は水が無いと生きて生けないから?本能的に「なにか」を感じるのでしょうか?
それと‥イオン/オゾン効果でしょうか?(しつこい!)

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古木と僕?


風拳の滝を過ぎると、また一段と緑が深くなります。この古木と廻りの岩は苔が立派です。
こうゆう風景大好きです。

空を見上げると大きな木の枝葉が空を覆い、太陽の直射日光を遮っています。そうゆう訳ですから撮影するには光量が足らずに、かなりスローシャッタースピードになるので、手持ち撮影は、相当気をつけないと手ブレになります。

手ブレを防ぐには三脚を使うのが良いのですが‥あいにく持参してなかったので付近に有ったY字形の木を三脚代わりに使用して撮影。カメラをY字形の木に乗せ(Y字のYの所に‥わかります?この説明で?)一脚状態で‥。
小川の水の流れを見てください、スローシャッターで撮ったのが判るはずです。

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苔‥た、倒木


この結構大きい木は倒れてから何年位たってるのでしょうか?あと何十年かしたら、朽ち果てて土に戻るのでしょうね‥。

もう一枚の写真は、その木に芽生える、新芽?多分この木からでは無く、この倒木の上に積もった何か(腐葉土?)の上にひょこっと育ってる。この小さな芽が大きくなって‥と言う事は無いでしょうけど、森の輪廻みたいなものを感じます。

滝に行くまでの道は、ある程度整備されてますが(特に安全対策etc)それ以外の自然には、極力手を加えないようにしてるように見えた。
自然の本来持っている自己再生能力を信じているかのように。

さて、明日はいよいよ竜化の滝に到着です!

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竜化の滝


さーやっと到着です!これが‥目的の竜化の滝の全景です!

竜化の滝は、日光国立公園・塩原町下塩原の箒川(ほうきかわ)支流(寒沢)に落ちる滝です。
「塩原十名瀑」の中で最長の130メートルの滝は、幅5メートル、高さ60メートルで、三段に分かれています。

滝の側にある見滝台?は、滝から本当に近いので滝が良く見えます。屋根は有るけど水飛沫が飛んで来たりして凄い臨場感です‥結構圧倒されます!

三段に落ちているので一番奥に見える滝までは結構距離がありますが、逆にすごく立体的で3D感覚です。それに、かなり角度の付いた渓谷の、それも一番奥に、この滝が有るので、豪快に流れ落ちる水音が、本当にゴウーツッ!と言う様な表現がぴったりで‥しばし放心状態でこの滝に見入ってしまった。

やっぱり、こんな滝に打たれて心を清めて見たい!などと冗談でも、ぜ〜んぜん思いませんでした(苦笑)

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竜化の滝、その2


この写真は、二段目と三段目のアップです。今回このメインの竜化の滝は拡大バージョンで見れるようにしたのですが、みなさん、大きくして見ました?
より大きいサイズで見ると滝の豪快、神秘的な状況が少しでも理解してもらえるでしょうか?

もう一枚の方は三段目をメインに撮影。昨日の全景写真より右側から撮ったので、一段目が半分くらいしか見えません。

今回、この竜化の滝に進みながら気になった風景を撮影しつつ、ここまで来た訳ですが‥

この滝を見たときに‥
「いいものを見てしまった‥」
と言う思い(感触)がした。

この僕が感じた「感触」をみんなに見てもらいたいと思った。
滝を目の前にした時に感じた、この「感触」を写真に閉じこめ、真空パックのように?みんなの手元、目の前に渡せたらなぁ‥と思ったのです。

気ままに始めた、この「気ままな写真展」も気がつけば半年が過ぎました(要するにKEGANI-DREAM.com開店から半年が過ぎた!バンザ〜イ!)
初期に比べて少しずつ進化?してるような気がしますが‥その割りには、音楽、車部門が‥
(すいません!いつの間にか、ここの更新がメインになってきてますねぇ(苦笑))

でも、がんばって来れたのは、みんなの反響、応援が沢山あったからです!
ありがとうございました!
これからも「気ままに〜」マイペースで、がんばりますので応援の程、よろしくお願いします!

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自然の生命力


さて、今日の写真は滝の帰り道に撮ったものです。この葉っぱは、ちょっとした斜面の所に一生懸命生えてました。写真自体はピントが合ってませんが‥何となく気に入ってます。あえて言えば、心象写真とでも申しましょうか?とにかく太陽の木漏れ日の恩恵を、この葉っぱさんは受けてて‥僕の好きな「逆光緑」です。

もう一枚の方は、自然の生命力の不思議さと逞しさが良くわかる写真です。この岩の大きさ、高さ3メートル(真面目に‥)その岩の上に4〜5メートルの樹木が、ちゃ〜んと生きてる。
だって、岩の上ですよ?この木の根っこは、どうなってるのでしょうか?
この木がこの岩の上でここまでになるには、どの位の時が経ったのでしょうか?
自然界の時の流れを考えてしまいます。想像してるより、ずっと長〜い時間だろうね。

さて、帰り道と言うのは、何故か行きの時よりも、速く短く感じますよね?特に今回は滝に登って行く時に撮影したから、自分にとっての実時間は、登り時間プラス撮影時間になる訳ですから‥まぁ、帰り道のが早いのは、当たり前ですが‥(苦笑)

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箒川と回顧(みかえり)の滝


これが箒川(ほうき)です。川に掛かってる回顧の吊り橋上からの撮影です。そして、吊り橋を渡って右に少し歩いて行くと観瀑台が有り、そこから遠くに見えるのが、尾崎紅葉の「金色夜叉」にも登場する「回顧の滝」

落差70メートルです。でも観瀑台から遠いので意外と「ヘーッ‥」と言う感じかなぁ。
でも、廻りの風景の中に溶け込んでて、いい感じですが‥
個人的には、滝は間近で見る方が好きですし、それも水飛沫がドヒャーッとかかって来るような位の所が、小さくても好きだなぁ。しかし、この回顧の滝も紅葉の真っ最中に来たら、凄い絶景でしょうね!
是非、紅葉の時に‥紅葉、、、
(本当に犬ぱたーん‥で)

どうも以前、自分自身が滝に打たれてから、前にも増して滝に興味が出てきて‥あ‥その滝に打たれてる証拠写真まだ公開してないね、忘れてた、ごめんなさい。
近い内に‥(以前そう言った)
出来るだけ早く(本当?)
すばやく(‥‥)
早急に(しつこい!)

気長にお待ち下さい‥アレ?

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高所恐怖賞?


これが、回顧の吊り橋です。
昨日の箒川の水面上から15メートルの高さで、長さが100メートル、幅は2メートル位(3メートルでは無い?)

吊り橋と言うのは意外と揺れるの忘れてました‥
渡り始めの頃は揺れないので「な〜んだ平気じゃん」とか思ってると、実は真ん中が揺れるのです(苦笑)そして15メートルの高さと言うのが結構怖い、はっきり言って下見てません。
それも渡り始めは手すりなんぞ必要としてなかったのが‥真ん中あたりは、両手で左右の手すりにしっかり捕まり‥目は遠くを見つめ、けして下を見ないように‥スタコラサッサと、。
偶然一人でこの橋を渡ったから良かったけど、何人かで同時に渡ったら、結構揺れそうです。

最後の写真は観光説明看板?
竜化の滝、回顧の滝etc,の位置関係がわかります。それと、この看板の左のまん中?あたりに注目です、富士山があります!いや〜驚きです?全国に富士と名の付く山は350以上有るそうですが、ここの富士山の正式名称は、新湯富士と言うらしい‥だったら看板にそう書けば、いいじゃないかと、思ったのですが(余計なお世話‥)

是非、塩原に行く機会が有ったら、竜化の滝etc,を見に行って下さい感激体験できますよ‥。

全日本毛ガニ滝同好会名誉会長
全日本毛ガニ自然景観推薦委員
全日本「気ままな旅」同好会委員
全日本毛ガニ保存会の名誉会長

の野沢“KEGANI”秀行が推薦。

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Photo by Hideyuki Nozawa
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